今回は遅めの夏休み帰省ってことで、2泊3日で栃木の実家に行ってた。
とは言っても今月は2回目の帰省である。
毎月一度は実家に帰っているので、とくに久しぶりってわけでもない。
後悔ってあるじゃないですか。
俺の今後の人生で今から絶対後悔するだろうってことがひとつ予想できて、それは親が亡くなったときにもっと顔を合わせておけばよかった、もっと話をしておけば良かったと思うだろうなってこと。
んで、先に後悔することが分かっているなら、それを潰しておけば後悔することもないんじゃないかという発想で俺はなるべく実家に帰るようにしている。
これをよんでくれている人で実家にしばらく帰っていない人は無理にでも親の顔を見ることをおすすめする。この先絶対後悔するから。
実家に帰るとインターネットの無い世界になるため本を読んで過ごした。
その中のひとつが大当たりだった。くっそおもろかった。
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誘拐を請け負う会社に務める兎田が妻を誘拐されてしまう。
妻を返してほしければ組織を裏切った折田という男を探し出せと言われる。
折田を探す兎田、とある泥棒の一味、家庭に闇を抱えた母と子、立て籠もり事件を解決しようとする警察。これら複数の視点で話は進む。
それぞれ関係のない行動を起こしていると思いきや、ちょっとしたことが物語の重要なパーツになっていて、読み進めると、あっ!そのためのアレだったのか!えっ?それいつからそうなった!?というものがものすごい数でてきたので終始予想を裏切られ、というか予想不能のまま最後までを読み切ってしまった。
これは一切のネタバレ無しで読んでほしい作品。大変面白かった。